事務局便り

第21回京成労組退職者の会

 会員・家族がバス旅行を楽しむ

「真田丸大河ドラマ館」・諏訪大社を拝す

 「京成労組退職者の会」第21回会員・家族バス旅行が6月19・20日、長野県上田市で開かれているNHK大河ドラマで話題の「真田丸大河ドラマ館」、諏訪大社下社春宮、岡谷蚕糸博物館などを巡る観光をしてきました。宿泊は諏訪湖湖畔の「RAKO華之井ホテル」でした。

 この日は朝のうちは陽射しもあり、まずまず日和で旅のスタートを切ることができました。参加人数は68人、バス2台に分乗し、休日の首都高を渋滞もなく進むことができました。

◎「真田丸大河ドラマ館」を見物

 関越道から上信越高速道へ。車窓からは緑を濃くした木々に混じり、萌黄色をした若葉や白い栗の花、マタタビの葉の斑点模様など、さながらパッチワークのように山裾を彩っていました。

 佐久平ICで降り、IC出入口の景観を占めていた釜飯で知られる「佐久之おぎのや」の建物が取り壊される姿を横目に、この日の昼食場所「佐久平プラザ」へ。

 食を済ませて向かい着いた上田城址公園駐車場では雨が降り出し、「真田丸大河ドラマ館」会場までは傘をさし、城壁を左に見上げつつ、1972年に廃線となった上田交通真田傍(そえ)陽(ひ)線の線路跡を辿って「真田丸大河ドラマ館」会場に到着。

 会場は雨にも関わらず、休日とあって多くの見学者が詰めかけ、戦国時代を駆け抜けた真田幸村(信繁)の波乱万丈の生涯を描くストーリーに沿って、舞台セットや衣装が展示されていて、展示物を背景に写真を撮る人などで押し出されるように会場を巡ってきました。

◎森屋たかし必勝を祈願

 一日目のコースを一部変更して早めに宿へ。諏訪湖畔の「RAKO華之井ホテル」に到着。一同諏訪の温泉で汗を流し、お楽しみの大宴会に臨みました。

 乾杯をしたあと、京成労組が組織を挙げて取り組んでいる私鉄総連組織内候補者比例代表候補・森屋たかしさんへの支援を退職者の会として要請、今次参院選挙の意義を訴えて参りました。

 宴会では旧知の仲間同士、飲食を共にしながら交々会話に花を咲かせ、カラオケに興じ、暫し時を忘れ過ごしました。

  二日目の朝は晴天。諏訪大社下社春宮を拝し、森屋たかし候補の必勝を祈願しました(?)。
 諏訪大社春宮には会の旅行で6年前にも来た事があり、コースが一部重なりましたが、新たな見学施設として今年4月に開館したばかりの「おんばしら館よいさ」を見学。

 年に一度開催される「御柱祭」に対する諏訪の人達の思がこもった展示物、御柱の立て方の模型、“木落”の様子など迫力ある映像で楽しませてくれました。

 館の外には御柱を模した巨大な大木が横たわり、この御柱に跨りドヤ顔でポーズを取っていた人も…。

 次に訪れたのは岡谷市にある「岡谷蚕糸博物館」。製糸工場と言えば野麦峠を思い浮かべ過酷な労働環境を想起しますが、ここでは蚕に桑の葉を与え育て、繭を煮て糸を取り出し生糸に、その生糸が日本の輸出産業の筆頭となり、殖産興業に大きな役割を果たした製糸技術の進歩を目の当たり見せ、世界遺産に登録された富岡製糸場と並び、岡谷が全国有数の生糸の生産をあげた歴史が、繰糸機械の技術進歩として動態保存され、実際に生糸を作る過程を興味深く見ることが出来ました。

◎貧乏神を撃退

 最後の見学地は茅野市に在る信州みその工場「丸井伊藤商店」。老舗の信州みその製造工場と言われていますが、ここには屋敷内に“貧乏神神社”が祀られていて「災いを福に変えるプラス思考の神様」として知られているとのこと。

 大きな“神木”を“貧棒“で三回叩き、さらに神木を三回蹴飛ばしそして貧乏神に豆を一つかみ投げつける事で(己の)貧乏神を撃退するのだそうです。この”神事“に参加した人たちにご利益はあったのでしょうか?

※ 21回目のバス旅行は、比較的に天候にも恵まれ、事故トラブルもなく、無事終えることが出来ました。
最近、旅行参加者が減少傾向にあり、参加者募集に苦労しています。会員の高齢化や新会員の加入停滞などが要因として挙げられますが、会員に対するキメ細かな組織対応が求められているように思われます。





森谷たかし候補個人演説会開く

 6月22日に公示された第24回参議院比例代表選挙候補・森谷たかしさんの個人演説会が6月26日、習志野市の京成労働会館ホールで開かれ、千葉・茨城県などから支援者370人が集まり、森谷候補を激励、必勝を誓い合いました。

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