事務局便り | |
<年頭あいさつ(2)> 組織内参議院議員 森屋 |
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新年あけましておめでとうございます。みなさまにおかれましては、幸多き新春をお迎えのこととお喜び申し上げます。また、旧年中は大変お世話になり、誠にありがとうございました。 特に捲土重来を掲げ、全国の私鉄組合員が一丸となりたたかった第25回参院選では、組合員ご家族をはじめ多くのみなさまにねてお礼申し上げます。 初仕事となる昨年の臨時国会では、相次ぐ閣僚の不祥事や受験生無視の教育改革のほころび、そして総理の「桜を見る会」私物化問題などで国会が紛糾するなか、台風15号、19号、それに続く大雨で被災した公共交通の復旧のために奔走しました。 被災した会社の労使と連絡を取り合い、省庁とやりとりをし、現場の声を赤羽国交大臣に届け、復旧支援へと繋げました。働く現場の声が政治を動かしたのです。 また、私は参議院の国土交通委員会、行政監視委員会、政治倫理の確立及び選挙制度に関する選挙特別委員会に配属、立憲民主党の幹事長補佐、環境・原子力部門会議副部会長、大阪府連合政調会長、そして私鉄総連と国会議員で構成する政策推進私鉄国会議員懇談会では事務局次長を拝命しました。 初めての分野も多く、戸惑いながらですが精一杯務めています。これまでは組合の一員として運動してきた「@交通政策基本法の検証、A地域公共交通の確保、B現場を支える人への投資への取り組み」を、今後は立法府の一員として全力で進めてまいります。 今国会で与党政府は在職老齢年金の見直しに伴う年金改悪、介護サービスの見直しなど、国民にさらなる負担増と給付減を突き付けてきます。 高齢者への負担増は、結果的に家族や子や孫の負担増です。改悪にストップをかけ、安倍長期政権のおごりを質し、「官邸主導の政治」から、「生活者のための政治」へ。格差を是正し、労働者に向き合った政治を取り戻すために、がんばってまいります。 これからも、気づいたことをどんどんご意見ください。鍛えてください。本年もみなさま方のお力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 |
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(私鉄新聞2020年元旦号より転載) |
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政治の私物化、改憲は許さない 準組織内衆議院議員 辻元 清美 |
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全国の私鉄組合員のみなさんに、新年のごあいさつを申し上げますとともに、日頃のご支援ご協力に対し心より感謝を申し上げます。 この夏の参議院選挙、全国の仲間の力で森屋隆さんが見事当選を果たしました。公共交通の現場から国会議員が誕生し、衆参で連携してたたかえる仲間が生まれたことを心から嬉しく思います。 その森屋さん、当選前後から大車輪の活躍です。まず、毎年私鉄総連の役員の方々と行う次年度予算概算要求に関する要請ですが、今年は要請から数日後(例年なら半月以上!)に国交省から返答がきました。これだけ迅速な対処となったのも「森屋効果」では。 そして台風災害が相次ぐなか、森屋さんは現場を走って情報を集め、政府に働きかけました。 私が事務局長を務める政策推進私鉄国会議員懇談会では、被害の大きかった組合や事業者とともに国交省と議論し、国交大臣に直談判までしてバスの代替輸送に対する国庫補助などを約束させました。 これは森屋さんやスタッフが「チーム森屋」として事務を取り仕切った成果です。本当に心強く、頼もしく思います。 私自身は、立憲民主党結党以来二年間務めた国対委員長を退任し、幹事長代行兼団体交流委員長として、党全体の運営や組合のみなさまへの窓口を担うことになりました。最大の仕事は解散総選挙の準備です。 結局、安倍政権は、未来の子どもたちにツケを回して株価を操作しただけで、年金は破綻寸前、外交も行き詰り、政治の私物化だけが進んでいます。 総理の「思い出づくり」改憲は許さないと、私は国対委員長として睨みをきかせ、二年間憲調法議論を一歩も進ませませんでした。議論が進まずに国民生活は何か困ったことになっているでしょうか。 今年こそ国民に政治を取り返さねば。 秋の臨時国会では二年半ぶりに予算委員会で安倍総理と対決しました。これから始まる通常国会でも、全力で挑みます。ともにがんばりましょう。 |
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私鉄新聞2020年元旦号から抄録/文責:事務局 |
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