設立の呼びかけ
こころの豊かさと つながりを求めて
 全国に点在する仲間達との「こころの豊かさと つながり」を求め、個人加盟によるネットワークを目指すのが、「私鉄シニアネット」です。
 
 連携の主要な手段を、パソコン(PC)によるインターネット・ホームページ(HP)に託します。
当面は、「ニュース」(会報)も発行、FAX送信や郵送も併用します。
もちろん、年に1〜2回、あちこち(各地)で、何らかの顔合わせの場ができれば最高です。
 
 ホームページ(HP)には、会員の意見や便り、趣味の文芸作品、絵画・写真(デジタル処理)、シニア向けの政治・経済・生活情報などを、掲載します。
 
 閲覧は誰でもできますが、HPづくりには費用がかかるため、会費を出し合いましょう。
当面は1人、年2000円程度。多くの賛同者が結集できれば、アメリカのHPの例にもあるように、1カ月100円(年会費1200円)のネットワークができそうです。
 
 シニアには、パソコンの操作はたいへん有効です。時間があるし、適当に頭や手指を使うし、孫や子どもたちとの交流の手段が増すのです。
その上、全国ネットでの広がりがあります。
 
 仲間(初心者)のためのパソコン(PC)講習会を、出張で開きます。一般のパソコン教室ではできない「マンツーマン方式」、「5〜6人程度」による、目的別の講習会です。当面は、電子メールの送受信と、ホームページの閲覧の仕方です。時間があれば、デジカメ映像の作り方・送り方もやりたいが・・・。
 
 少なくとも、はじめは地連単位に、ゆくゆくは県単位に、電話連絡などでPC操作の相談に応じられる「お助けマン(アシスタント)」を委嘱できるよう、リーダーづくりに励みたいものです。
 
 世話好きなお助けマンがたくさん名乗り出ることが、シニアネットの成功の鍵となるでしょう。
 
 助けあい活動(事業)は、その延長線上に考えられるものです。仲間の輪が広がれば、全労済・ろうきんとの連携による共済活動も、視野に入ります。
 
 ややボランティア活動の領域にも入りますが、旅行やコース案内から物品の紹介・斡旋、困った時の手伝い・手助けまで、無限の広がりがあります。
 これらは、先行きの課題として、今は指摘するだけにとどめたいと思います。「時間預託」方式など形・方式はいろいろです。
 
 私鉄シニアネットは、現役の参加も拒まないで、個人会員組織としたい。労働組合の連合体とは、違った性格と展望をもって発展してゆくからです。肝心なことは、「自立と継続と尊厳」です。
 
 シニアの生き甲斐と情報の交換を重ねて、新しい社会の建設に努めます。行動力と気構えでは、現役組に負けない−−という意欲は、ぜひ持ちたい・・・・。
 
 組織は、幹事(理事)会方式の運営を基本とします。
将来的には、地連・ブロック単位などの細分化もあると思います。
事務局(連絡先)は、総連本部内に置くことが了解されました。
 
 「ネット」は任意団体ですが、目指すべきは「NPO(特定非営利活動)法人」でしょう。
大きな使命を持って、自らの力で、無理ない程度の活動を続ける−−。
それが自分とみんなのために役立てば、最高だから・・・・。
 
 「ネット」は、会費(正会員・賛助会員)、寄附金、助成金、活動収入などで運営します。
以上

<呼びかけ人> (8月27日現在・辞書順)
朝日五男 (京阪神急行) 木村勝昭 (総連本部)
足立史郎 (総連本部) 桑原喜作 (京王電鉄)
阿部邦松 (臨港バス) 近藤義則 (京福電鉄)
石田福蔵 (総連本部) 相良乙彦 (東急)
井田隆重 (東急) 佐々木良夫 (宮城交通)
伊藤茂樹 (近畿日本鉄道) 新野昭二 (東野交通)
伊東文矢郎 (京成電鉄) 菅原健二 (宮城交通)
岩田芳雄 (伊予鉄道) 鈴木完守 (東武交通)
内野勲雄 (立川バス) 高崎典太 (西日本鉄道)
内山功 (相模鉄道) 田中一幸 (三重交通)
江夏孝次 (名古屋鉄道) 徳武智光 (京王電鉄)
遠藤為个 (営団地下鉄) 中田定男 (京福電鉄)
遠藤正勝 (営団地下鉄) 長田幸雄 (富山地鉄)
及川了介 (京成電鉄) 平川勝典 (大分交通)
大阪城二 (相模鉄道) 町山勝清 (京成電鉄)
大埜雅彦 (阪急電鉄) 松本仁成 (営団地下鉄)
大畑徳 (北見バス) 真野浩一 (名古屋鉄道)
大谷浩 (定山渓鉄道) 三木信之介 (東武交通)
小倉清一郎 (営団地下鉄) 宮本久雄 (富山地方鉄道)
小倉勇 (日ノ丸自動車) 籾山博 (相模鉄道)
金子豊次 (東武交通) 森崎久美 (西日本鉄道)
鬼頭郁雄 (東武交通) 山口修 (東武鉄道)
木村哲蔵 (弘南バス) 山下勝 (防長交通)

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